tayo主催の大学横断型VR研究室見学会がいい

9月に1番見られたツイートはこれだった。

 

大学横断型VR研究室見学会。大学横断型というところがすごくいい。

https://tayo.jp/recruitments/seminar/Z5zuid_dQcCEc9KRQn_Gwg

 

主催のtayoがリツイートしてくれた。tayoは大学を偏差値ではなく研究室で選ぼうというサイトで、tayo初のこのイベントは、研究室見学が学科ごとではなく研究ごとになっている。素晴らしい。

 

私は研究室見学が好きで、相手が研究室に所属していることが分かるとすぐ、今度行かせてと頼む。大学院の受験生として相手が来る場合は、一回一回先生と連絡を取ると大変なので、全部回ろうよと言って他の研究室にも連れて行く。そういう学生がいてくれると、困ったときに機械を借りる先や研究室に入ってくれる人が増えていいのだけど自分以外の研究室見学好きには会ったことがない。アメリカでも、ケロッグの資金で作られた新しい建物の中にある経済学の研究室に行き、コーヒーだけでなく牛乳も常備されていて誰でも飲めるようになっていることに驚いたり、分子生物学の研究室に行きショウジョウバエを見せてもらったり、理論物理学の研究室に行き数式の書いてあるホワイトボードを眺めたりした。ちなみに日本の研究室には漫画が置いてあることが多いので読ませてもらう。

 

さてこのイベントではVR空間上で宇宙生物学の研究室を一気に見られる。素晴らしいよ~。こんなの聞いたことがない。学会では最終日の午後に公開シンポジウムをやることが多く、そこでやればいいと思った。アメリカの学会ではポスドク募集の張り紙を見るが、修士のものは見たことがない。自分で調べて、ひとつひとつ見て回らないといけない。分野で集まって一気に見せてくれるなんて素敵すぎる。女性の集まりはなぜ女性だけでと思うから好きではないけれど、女性研究者で行うのもいいと思う。研究室としても宣伝になるし、先生同士でも繋がれる。最高だ。分野を盛り上げようという気運が高まる。

 

そんなわけで今後もtayoに注目だ。好きなことだったのですぐに書けた。