今年は教科書通りにする。

12月に一番読まれたツイートはこれだった。

 

関川夏央谷口ジローの『海景酒店』を読んだ。香港はよく舞台になるから行ってみたい。

 

帰国時のPCR検査がいらなくなってから、ホーチミンシェムリアップ、クアラルンプール、釜山に行った。今は台湾一周とベトナム縦断、ルアンパバーンバンコクシンガポール縦断を狙っているが、香港、マカオも気になっている。東南アジアが好きでまだまだ見たいところもあるけれど、東南アジアは結構行ったなとなったら次はどこに行くのだろう。その頃にはまた外国に住んでいるだろうか。

 

昨年のトピックは、情報誌の編集委員になったこと、GASでのwebアプリや、マクロを触るようになったことだった。1-3月は昨年度なので一昨年のような気がするが、その期間にはワークショップも行った。一年間に見た映画も初めて数えた。ちなみに53本だった。

 

昨年の方針は見切り発車をすることだった。家族でカルタをすると妹はよくお手付きをする。私も早く終わる方なのだけどお手付きをしてもいいからやるということは大事だと思う。しかしこの方針は、私には前のめりさはないのに、大体そうしているということで3月には消えた。

今年の方針は教科書通りにすることだ。まずお手本を探してそこから作っていく。公言しておくことで共通言語ができていいのではと思う。これを基としてどうかという話をする。出会ったときからそうだとまどろっこしいかもしれないが、今年はこうすると言っておけば付き合ってもらえそうだ。

 

自分の状態がいい期間がどれだけ続くかは分からない。自分との付き合いが長くなっていく以上、自分の元気は自分で維持しなければならないのかもしれない。だけどゾーンに入ったようにうまくいかないときもあるから、今、いいうちに私は何をどれくらいやればいいのだろうと思う。年を取るほど人を幸せにすることに力を注ぎたくなってくるけど、自分のやりたいことも燃やしながら、できることを増やしておきたい。

 

大学の大先輩がジャンプするにはしゃがまないといけないと言った。学位取得後、もうジャンプの期間に入ったと思った私は彼女に、ジャンプしている気がしないのですがと言った。すると彼女は、私は卒業後もまだまだしゃがんでいたと言った。今私が思うのはこれがジャンプだと困るということだ。楽にやれるようになったおかげでジャンプしているという感覚もないがしゃがんでいるという感覚もない。これでは私は立ち上がっただけだ。

楽に越したことはないが挑戦は楽しいので、壁には当たった方がいい。うへ~と言いながらも、お尻を地面に着けることなく、壁にぶつかれればいいと思う。ときどき、挑戦している人たちと話せれば、それは楽よりもっと楽しい。元気で、教科書通りという方針で、今年もガンガン行こう。