銭湯のこんなところを見ている。

100か所以上の銭湯に行った振り返りと、銭湯の好きなところの列挙を同時にするつもりだったが、前回、振り返りだけで1000字以上書いたので回を分けて、今回は好きなところの列挙をする。

 

東京は銭湯のサイトが充実している。東京を出ると一気にどんな銭湯かネットでは分からなくなる。そんな中HPがある銭湯はいい。東京でもHPがあるところはやる気があっていいなと思う。銭湯の検索ではいろんなキーワードで絞り込みができる。私にとって重要なのは水風呂があることだ。これが一番大事。普通のお風呂と水風呂を交互に入る。普通のお風呂だけだと家のお風呂と同じですぐ出る。冷たい方が好まれるようだが、私はぬるい水風呂の方が好き。普通のお風呂にしてもぬるいのがいい。次にいいのが露天風呂。外気浴もでき長く入れる。露天風呂の方が見た目でテンションが上がるが、長く入れるという点では炭酸湯もいい。炭酸湯はぬるい。炭酸湯があるような銭湯は水風呂も用意してくれている。薬湯もテンションが上がる。浸かりながら今日の薬湯の説明書きを読む。この前行ったところはユーグレナの入浴剤だった。温泉もありがたい。温泉の成分を感じるわけではないが温泉なんだなと思って入る。銭湯の料金でサウナに入れるときはサウナにも入る。大田区にはスチームサウナがあり、別料金を取らない。あとはネットで調べて金魚がいるとか、花が活けてあるとかあると楽しみにするし、写真でよさそうだなとか判断する。変わっているのも好き。マンションの1階が銭湯になっているとか。ケロリンの桶があるとか、レトロな体重計があるとかいうことが好きな人もいるようだが、以上が行く前に調べること。どこに行くかの決め手にはならないが、ボディーソープとシャンプーがあるかも調べる。あると書いてあるサイトとないと書いてあるサイトの両方がある場合もあるので気を付けて調べる。なければ持っていく。

 

行ってからのポイントはまずロッカー。コイン式じゃないといいね。銭湯には杖のロッカーがあるところもある。体重計には入浴前後に入る。出てくると少しだけ軽くなっている。入り口に水飲み機があると嬉しい。あまりないがあると途中で飲みに来る。入ってからはまずいくつのお湯があるかを見る。ジェットにはよく分からないで当たっている。だけど座風呂は好き。座りながらジェットに当たる。泡風呂は気持ちを楽しませるだけだと思っていたが意外と気持ちよくないかと思っている。炭酸湯なら炭酸の強さを見る。体に泡が着いていく様を見るのだ。みんなフルーツポンチの具になったかのように浸かっている。あそこ人がやたらいるなと思う湯があればそこは炭酸湯だ。あつ湯は一応入るだけ。電気風呂はリズムがあるものが好き。たまに入れないくらい強いものもある。一度新大久保の銭湯で外国人が電気風呂のところでびっくりしていた。銭湯に英語表記はない。スーパー銭湯はまたジャンルが違うが、スーパー銭湯だと寝湯がある。どんなお風呂も2周するのだけど、2周目は寝がち。あとはプールがあったり、雲梯があったり、肩にお湯が落ちてくるものがあったりしてそれらを楽しむ。シャワーは固定か持てるものか。固定なら角度は変えられるのか。お湯の温度は変えられるか。押したらお湯が出るタイプだった場合、一回に出る長さはどれくらいか。短すぎるとやだね。節水を呼び掛けているところもある。洗い流すとき以外は出さないようにと書いてある。どの銭湯にも常連さんがいるので気を遣う。浸かってから見るのは客層だ。話していることを聞く。なかなか強烈だ。出た後で見るのはドライヤーくらい。無料のときだけ使う。お釜ドライヤーがあるところもある。持ち込みだとより料金が高いと思う。綿棒はたまにあって、コットンはなかなかない。ヘアアイロンの有料貸出があるところもある。

 

100か所以上行ったので、まずシャンプーだけどという風に各点に対して話したいことがあり、それは文字にするといつもの目安の1000字には全然収まらないということが分かった。これまでの文章の見どころは文字量だけだ。スーパー銭湯編なんか入らない。地方編も入らない。だからまとめに入るけど、各銭湯には雰囲気がある。ここ好きだなと思うときどうして好きか考える。私だったらどんな銭湯にしたいか考える。図書館も同じ。清潔とかいうことではなく、いい銭湯って店主がいいんじゃないかなと思う。気が配られていることを感じるのではないか。結局具体的条件は分かっていない。だからいろんなところに行き続けるのかな。銭湯って面白いよ。