世界一周をいつしますか。

4月に一番読まれたツイートはこれだった。

 

『CATALOG 井上円了 ―モノから見る思想・活動・人脈―』を読んだ。井上円了に関する物をカラー画像で置いて1ページずつ紹介。井上円了の著作を読もうとしたら旧仮名遣いで読みにくかったのでこの本を導入にした。諸学の基礎は哲学にあり。

 

私は11月に赤羽台キャンパスの学園祭に行き、4月に東洋大学1年 角田駿介さんの「差別と哲学」という文章を読み、哲学者で東洋大学の創設者である井上円了を知った。白山キャンパスの井上円了記念博物館にも行った。

https://sites.google.com/toyo.jp/iecp-edu/KOKOROZASHITAMONO

 

井上円了は「諸学の基礎は哲学にあり」と言っている。哲学は一つの学問分野だとか、博士世号をPh.D.と言うからその先にあるものとか思っていたけど、井上円了に言わせれば哲学はすべての前にある。博士号を取ったとき、足の下に針のように細いものがあると思ったものだけど、あの針は哲学にぶち当たっていたのかもしれない。そのまま極めればこの針は太くなるのでは、もしくは何本も刺さっていくのかという予感がした。

 

手塚治虫の『火の鳥』の解説に圧倒的なものがあると落ち着くということが書いてあった。私が本を読んだり絵を見たりするのも同じような理由かもしれない。学問も同じだ。逃げないでいつもそこにある。そこの上にいると安心する。その確固たるものの下に哲学があるのだと井上円了が言っている。そうなってくると私は人生をここからやり直す必要があるのかもしれないと言ったら、哲学好きの人に、それは哲学の始まりで、いい気付きだと言われた。井上円了と哲学はまだまだ遠い。

 

井上円了は30歳、44歳、53歳で3回世界一周旅行をしている。私は40代の人がこのままでは私世界一周しないのではと思ってしたという本を数冊読んで私もそうしようと思っていたのだけど、それを知り、え、そうする?、39歳までに30代でも行っとく?と思った。私は10年経ったら同じところに行くことを解禁している。できるだけ違うところに行きたいが、10年経ったら国も自分も変わっているのでまた行く。台湾のような好きな国であれば行かないといけないというレベルである。

世界一周ではそういうことは発生しないのではと思っていたけど、世界一周でもそれが適用されるのであれば行かねばならぬ。3月に台湾を一周したとき、そう言えばこれ、大学生のときに友達に聞いていいなと思ったけど台湾にはすでに行っていたから、他の国に行って移動好きが高まってきて、今回ようやく一周したんだと思い出した。そんな感じでいつか時期は来るだろう。