鏡リュウジの星座占いと妹の結婚

2013年の4月にTwitterを始めて8年と2か月が経った。ブラックな研究室に配属された友達のツイートがヤバいと聞き、その子のツイートを見るために始めたのだった。私は2021年現在も未だにガラケーで、最初は妹に投稿してもらっていた。アイコンは妹が好きなイルカ、背景は海で、スピリチュアルだった。

途中で本の感想を書くようにしたので、Twitterから遠ざかっても本を読むたびに戻ってきて続けられた。2019年からは新しい試みをしている。
2019年: 上半期、下半期に読んで一番面白かった本を選ぶようにした。
2020年: 一番面白かった漫画も選ぶようにした。またテレビがなくなったので映画の感想も書き始めた。それまではどんだけ見るんだと思われるのが嫌で書いていなかった。
2021年: 毎月読んだ本の冊数を数えるようにした。年に200冊は読むので上半期、下半期で100冊の中からベストを選ぶことになると思う。

そして今月から始めてみようと思ったのが、一か月の中でもっとも見られたツイートについてもっと書いてみること。先月は5月19日のこれだ。

 

父と私はときどきしいたけ占いを見る。占いというより詩を読んでいるようで不思議だ。母はPHPに載っている鏡リュウジの占いを送ってくる。その日のうちに忘れることが多いけど、心掛けてみるよと思ったりはする。

 

鏡リュウジさんがいいねをしてくれたのでこれが一番見られた。母に鏡リュウジがいいねしてくれたよと言うと、2か月前に送るのやめたけどと言われた。気付いてなかった。妹の結婚を機に悪いことに引っ張られてもなと思ってやめたらしい。妹はなんでだと言っていた。私もそう思ったが母の気持ちは分からなくもなかった。結婚をしてしまったら叔母みたいに一人の意見というのはなくなると思っていたのだ。母がどう思ったかは分からないがこれからはあまり介入しないようにしようと思ったのかもしれない。恐れていた妹の結婚は実際どうだったのかというと、家族が1人増えたんだと思って嬉しかった。妹の夫には会わないできたのだけど会ったらすぐにそれが分かった。父も同じことを言っていた。人の結婚式でさんざん泣いてきたけど娘の結婚式では笑ってしまった。重荷が降りたと。結婚すると家族は減るんじゃなくて増えるんだ。そして妹は自我を保っている。強い個として、道の端っこを歩く私を指差して、あいつはすごいんだよって言ってくれている。妹が王道を行くので私は端っこに行っちゃったのだけど、妹がいない人生は楽すぎてつまらなかったことだろう。以上、19日のツイートの後日談でした。