4月に一番見られたツイートはこれだった。
菊池良さんの『タイム・スリップ芥川賞』を読んだ。外見がポップだと思ったら中身もポップ。表紙の2人がタイムマシンで芥川賞とその時代を見に行く。こういう形だったから読めた。文学までアテンドしてもらった。
先月の宇野さんに続いて今月は菊池さんの話をする。最初に菊池さんを知ったのは世界一即戦力な男。そのサイトを作って就職したLIGでの記事も面白い。今は会社を辞めて本を書かれている。『タイム・スリップ芥川賞』が最新作だ。
私が菊池さんを追っているのはこういう風に楽しむことができるということを教えてくれるから。「こうしたら面白そう」から「やっちゃおう」が速そうで、私も、菊池さんならやるなと思って実行することがある。+αの一言があるのだ。例えばこれは菊池さんのTwitterでのプロフィール。
犬がいるでしょ。これなの。菊池さんは犬を付ける。だから私も付ける。もう一押しする。付けよう。思いついちゃったら付けよう。菊池さんなら付ける。そして菊池さんの人生は付けていたらこんなところに来たよということを示してくれている。ちゃんと数を打っているのだ。
余談だが、4月21日のカンブリア宮殿はBASEで、BASEの鶴岡裕太さんも菊池さんと同じくひきこもりの経験を持っていた。ひきこもった期間は後の人生を豊かにしていると思う。私はこの人はちょっと違うと思ったらそういう期間がその人にないか探してしまう。バネになっているんじゃないかな。