物事から学ぶということ、物事を自分で起こすということ

2月に一番見られたツイートはこれだった。

 

まきりえこの『夫が骨肉腫になりました』を読んだ。膝蓋骨の骨肉腫という希少がんに。絶望的な思いに囚われた。退院後は再発なし。

 

私は2018年にアメリカから戻って子宮内膜症が分かった。-20℃だったので血の巡りが悪かったのだと思う。この病気のおかげで低用量ピルを飲むようになり、生理がなくなった。3カ月に一度処方箋をもらいに行かないといけないのは面倒だし、途中で加算されるようになった婦人科特定疾患治療管理料はとても大きく国はすることが逆行していないかと思うけど、低用量ホルモン剤自体は中学生のときから自分に飲ませてあげたい代物だ。病院は自分が行きたいところにあるといい。行った帰りにスーパーと図書館に行けるからと思えるところがいい。

 

子どものとき偉人の図鑑を見ながら、すごい人はいじめられていたり親が離婚していたりするということに気が付いた。私にはそういったことがないからダメだ、そういうことが起こるとしてなんならいいかと思っていた。どれも大変だ。病気もそういうことの一つだ。動けるようになったとき私はまたいつ動けなくなるか分からないからと思っていたので力があり余っていた。小さい頃にそうだった人はなおさらだろう。

 

何事もない方が幸せだ。でも学ぶには何事かが必要だから、何事は自分で起こしに行くのがいいのだと思う。大家さんがLINEで写真を転送する方法を聞きに来るような今をとても恵まれていると思うけど、最近、頭に残るのは自分で決断したことだけなのではないかと考えている。10代、20代前半でも会社に入ってからは早いと聞いたからだ。自分で主張していかないと時間はあっという間に過ぎる。昨日のうるう年の日に2020年からメールが届いた。2016年からこのサービスを使っている。2028年の自分はちゃんと自分の強みを活かして攻めるように動いているだろうか。