私がミニモを使う理由

回数が溜まったら書く方のブログ。青春18きっぷよりもっと使っていて、青春18きっぷ同様に使うのが当たり前でまとめていないものがあった。カットモデルアプリのミニモだ。最初はパソコンで予約していて、パソコンで予約できなくなってからはスマホのアプリから予約するようになりその際にアカウントを変えたため、今までに何回使ったか分からない。とにかくミニモが出てきてからは2カ月半くらい経つとミニモを使っていて、ミニモ以外で髪を切ることはない。そんな私がミニモを使う理由をまとめたい。

 

1. 無料で髪を切ってもらえる。

実家にいたときからカットモデル募集と書いてある美容室があれば行っており、それ以外のときは1000円カットをしていたので、ミニモというアプリの登場は画期的だった。研修中の人にはデビューするまでにノルマがあったりして、行くと喜んでもらえる。お互い嬉しい。カラーは上手くてデビューしている人がカットは練習中だという人もいた。有料のメニューを安く提供しているものもあるが、私は無料で検索している。眉毛のワックス脱毛も2回、前髪のみのカットも1回した。ブローとかセットとかネイルとかもある。

 

2. いろんな美容室に行ける。

顔を覚えられたくなくて私は小さなお店が苦手だ。店員に見られたくない。今度どこどこに行くからということでミニモで日時と場所を絞り込んで検索すると、銀座の渋い美容室に行く機会を得たりする。朝だと人のいない竹下通りを見たり、夜のお仕事の人が来る美容室に変な入口から入ったりすることになる。飲み物が出てきたり、雑誌が読み放題のタブレットを渡されたり、犬が足元に来たり、東京タワーが見えたり。最後に店長がチェックに来る場合だと、1000円カットより質はいいのではないかと思う。私は良い練習台であろうと切りたいように切ってもらっている。要望に合わせて切る練習がしたいという場合は要望を言う。こちらとしてもとても良い経験になる。実家に帰ってもミニモを使う。

 

3. いろんな話を聞ける。

どうしてこの美容室を選んだのか、髪を切る上で今どこが難しいという段階にいるのか、どこに住んでいるのか、研修中の人はよく喋る。「フランス行ったことありますか」、「ありません。あるんですか」という感じで、質問に答えた後同じことを聞くと喋る。この前の人はお兄さんが水槽のアーティストだった。手が止まっていると怒られている人もいた。それでも喋っていた。タイマーを使いながら何を何分以内に終えられたか測りながら切る人もいた。仕上がりが嫌だったことはない。無料だから文句が出ないのではと言われる。切ってくれてありがたいなあと思っているからそうかもしれないけど、それにしても楽しい時間を過ごさせてもらっている。一生懸命だし。営業の前か後という時間はむしろいい。いい一日の始まりを作ってくれたり、夜の時間を有効活用させてくれたりする。

 

人にこの話をしてミニモを使ったよと言われた試しがないが、私はミニモが出てきてくれたことを喜んでいます。ありがとうございます。切ってくださった人たちもありがとうございます。これからも使わせていただきます。