北区と板橋区の6つの文化祭に行った話

北区と板橋区の計6つの文化祭に行ったのでそのことを書きたい。

 

東京都立赤羽北桜高等学校 北桜

令和3年に開校したそうなので、今年初めて、1年生から3年生までが揃ったことになる。家庭学科(保育・栄養科、調理科)、福祉学科(介護福祉科)があり、料理の展示がよかった。入浴実習室もあり、専門高校ってそういうことか、料理を習っている人がいる傍ら、高校生で介護を習っている人もいるのかと思った。

 

帝京大学 板橋キャンパス 帝桜祭

現在、私が所属している大学。自分の出身大学は国立なので、私立はオシャレで違うと思っていたが、学生と接すると親しみを感じられるようになった。硬度の違う水の飲み比べやジャグリングをした。ジャグリング部には、教えるのが上手な人がいた。投げるより地面に落としてしまったものを繰り返し拾うのがきつく、玉が紐で繋がっているけん玉はなんて優れているんだと思った。腰に大きなシャンプーハットの逆向きが付いていて、しゃがまなくてよくなるといいのに。実験教室は先生や卒業生も担当していた。板橋区が健康のために考えたレシピの紙が置いてあり、持って帰って作った。

 

東京家政大学・短期大学 板橋キャンパス 緑苑祭

一度、博物館には来たことがあった。キャンパスが綺麗で歩いていて楽しい。造形表現学科があるので作品を見ることができる。看護学科で人体の立体パズルや包帯巻きをしたり、心理カウンセリング学科でどうしたら自分が元気になるかポストイットに書いたりストレスチェックをしたりした。よかったのは辨野義己先生の腸内細菌の講演。東京家政大学の先生ではない。本をたくさん書かれており、話が上手で面白い。「日本人が得意な研究」をするということについて考えた。日本人にとっての得意、不得意を考えて研究をしてもいいのかもしれない。近所の図書館で辨野先生の本を借りた。

 

東京成徳大学・短期大学 桐友祭

やさしいズ、オズワルド、もう中学生のお笑いライブを見た。0.5合分のお米の量をどれだけピッタリお茶碗に入れられるか、制限時間内にどれだけお豆をお箸で運べるかに挑戦した。北区には子ども食堂が多いが、それぞれの食堂がどこにあり、いくらで、どれくらいの頻度で開催しているのかを知ることができた。健康・スポーツ心理学科の推し活に関する研究のポスターを見た。

 

大東文化大学 板橋キャンパス 大東祭

漫画『とめはねっ!』に出てくるので行ってみたかった。建物が面白かった。100周年。第100代の書道部の部長が、書道学科の4年生。書道一色の学生生活。書には証明写真と書き手の文章が添えてあった。目黒区美術館区民ギャラリーで慶應義塾大学書道会の展示を見たときに、それらの情報があると私も鑑賞できるということを知った。こんなに字が上手だったらその人は見るからに何かを発していてもよさそうなのに、証明写真の中の人は普通だ。この人がこんな字を書くんだと思いながら見る。鉄道研究会鉄道模型車輌やプラレールもよかった。鉄道が走るのはずっと見ていられる。子どもに人気だった。

 

東洋大学 赤羽台キャンパス 赤羽台祭

THIS IS パン、GO!皆川、アインシュタインのお笑いライブを見た。立ち見。ここも建物が面白い。赤羽台は団地の聖地である。3階の渡り廊下を渡れて満足した。情報連携学部の建物が7年前、福祉社会デザイン学部と健康スポーツ科学部が2年前にできたらしい。福祉社会デザイン学部ではロゴや照明の作品を見ることができた。情報連携学部ではChatGPTを使ったアプリをいろいろ触りアンケートに答えてきた。β版に意見を出すのは楽しい。情報連携学部長の坂村健先生の講演も聞いた。SDGsに取り組むサークルはフードロス対策としてパッケージの印刷に失敗したハリボーをくれた。教えてもらったTABLE FOR TWOのおにぎりアクションには参加したい。

 

まとめ

体験できるものや研究発表展示があると楽しい。大学生が説明してくれるのが楽しい。説明してくれた人たち、ありがとうございました。誘導をしているスタッフの皆さんも。特に自転車置き場など、人が少ないエリアを一人で担当している方々。おかげで楽しかったです。北区と板橋区の高校、大学が顔なじみになり、分かる範囲が広がった。